20x29cm Acrylic

800kmの巡礼を終えて、サンティアゴ・デ・コンポステーラの街でしばし休息。その時に描いた作品。

下書き（なんか）せずに見えるものを描いていく。そういうスタイルのみが最高だと考えていた。今は下書きをしたり、資料を参考にすることもひとつの手段と思えるが、確かに一発目の衝動や勢いというものの魅力は強く、下書きをして聖書を行って同じ線ができていても、直接描いたものには及ばないということも多いのは事実。しかし、全ての形や質感などが正確に頭に入っているわけではないので、やはり下書きも切り離せないもの。

上手さと衝動の合わせ技。それが今の求めるものかもしれない。