一服の清涼剤

何の気なしにタイの入国カードへの書き込みを少し時間をかけて行ってみたところ、その入国カードを持って、今度はタイから出国する時に、その入国カードの半券を手にしたイミグレの管理官が、隣の管理官を突いてよび、二人でクスッと笑い「アート・マーク」と僕の方をチラと見て、親指を立てた。

イミグレの管理官はシビアな仕事だし、立場上ニコニコするわけにもいかないのかもしれないが、互いにパブリックに振る舞う場所をああいう雰囲気にしてしまうのは、いいなと思った。

それから全部で4度挑戦しているが、タイのイミグレの管理官は毎回うれしい反応をしてくれる。

サインがこういう書体でも大丈夫だったとは。